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作品番号:0016265
倉俣史朗 ミス・ブランチ
作品画像
作品の詳細
- 技法
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オブジェ
- 画寸
- 16.5 × 9.5 cm
- 備考
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厚み:6.0㎝
- 在庫状況
- 売却済
作品の解説
20世紀後半の日本を代表するインテリアデザイナー/プロダクトデザイナーであり、家具をアートの域まで昇華させた表現で国際的に高い評価を受けています。本作《ミス・ブランチ(Miss Blanche)》は、1988年に発表された代表作で、「椅子」という日常的プロダクトに詩的な感性と彫刻的な美を吹き込んだ傑作です。透明なアクリル樹脂内部に赤い造花のバラを封じ込めた構造は、時間や重力から解き放たれたような静謐な美を物質として体現しており、光の透過や屈折によって浮遊する造花の存在感が際立ちます。 作品タイトルは、テネシー・ウィリアムズの戯曲『欲望という名の電車』のヒロイン「ブランチ・デュポワ」に由来するとされ、その名前自体が寓意的な物語性を帯びています。当時としては家具の枠を超えた斬新さが衝撃を持って迎えられ、素材や構造の大胆な使い方は、機能を超えた「造形としての家具」という概念を象徴します。現在では美術館やデザインコレクションにも収蔵され、倉俣の作品を代表するアイコンとして、デザイン界のみならず広く芸術愛好者に支持されています。