作品番号:0016239
佐々木裕而 白樺霧蹊
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作品の解説
佐々木裕而(ささき ゆうじ)は、東京藝術大学大学院芸術研究科日本画専攻を修了した日本画家です。学生時代には安宅賞を受賞し、その後は東京セントラル美術館日本画大賞展などに出品しながら、百貨店や画廊での個展を中心に活動を続けています。樹木や山林など日本の自然風景を主題とし、透明感のある色彩と繊細な筆致による静謐な風景表現で知られています。 本作《白樺霧蹊》は、霧に包まれた白樺林の奥へと続く小径を描いた作品で、淡い緑と青の階調によって幻想的な空気感が表現されています。すらりと立つ白樺の幹と足元の笹の群生が画面に静かなリズムを生み、霧の中へと消えていく道が奥行きと詩情を感じさせます。自然の静寂と清涼な気配を繊細に描き出したこの作品は、佐々木裕而の風景表現の魅力をよく示す一作といえるでしょう。