作品番号:0015907
モーリス・ユトリロ ノートルダム寺院
作品画像
作品の詳細
- 技法
-
リトグラフ
- 画寸
- 20.0 × 28.0 cm
- 額寸
- 61.6 × 62.3 cm
- 紙寸
- 31.8 × 48.3 cm
- レゾネ No.
- Fabris 4a
- 制作年
- 1924年
- 限定部数
- 100
- サイン
- 本人鉛筆サイン
- 版元
- Edmund Frapier, Galerie des Peintres-Graveurs, Paris
- 備考
-
the first state
- 在庫状況
- 売却済
作品の解説
1925年制作のリトグラフ作品で、パリが誇るゴシック建築の大聖堂を版画という表現で捉えた稀少な一枚です。ユトリロは20世紀前半のパリを象徴する風景画家で、生まれ育ったモンマルトルとその周辺を中心に都市景観を描き続け、都市の空気感や時間の流れを独自の詩情で表現する作風が評価されています。本作は、石版に直接描かれる技法であるリトグラフの特性を活かし、建築の輪郭や陰影が繊細かつ明瞭に再現されている点が魅力です。陰影と線描は、重厚な大聖堂の存在感とパリの歴史的空気を静かに伝え、鑑賞者を過去と現在が交差する都市の一瞬へと誘います。 また、本作は作家自身による直筆鉛筆サインが入った作品であり、版画でありながら作者の意思と存在を強く感じられる点も大きな特徴です。ユトリロの代表的な都市景観シリーズの一翼を担う本作は、パリの象徴を題材にした版画として、鑑賞・コレクションの双方において価値ある一枚です。