作品番号:0015875
芝康弘 晩夏
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作品の解説
日本画家・芝康弘は1970年大阪府生まれ。 愛知県立芸術大学日本画科を卒業後、同大学大学院を修了し、日本美術院(院展)を中心に活躍する日本画家である。 2001年に院展へ初入選し、その後も春の院展などで発表を重ね、日本の自然を繊細な色彩と静かな詩情で描く作風で注目されている。 本作「晩夏」は、木々に囲まれた水辺の静かな情景を描いた日本画作品である。 柔らかな光に包まれた樹木と、岸辺に静かに浮かぶ小舟が印象的で、夏の終わりの穏やかな時間の流れが画面に広がっている。 淡い緑の色調と水面の静かな反映によって、自然の静寂とやさしい空気感が丁寧に表現されている。 静かな水辺の情景と柔らかな光の表現が調和し、日本の自然の美しさと季節の移ろいを感じさせる作品であり、芝康弘による風景日本画の魅力がよく表れた一作である。