作品番号:0015750

藤田嗣治 バラ色のスカーフをした女性 Jeure Femmea la Cravate rose

作品画像

藤田嗣治「バラ色のスカーフをした女性」カラードライポイント+エッチング+アクアチント

作品の詳細

技法

カラードライポイント

エッチング

アクアチント

画寸
35.0 × 25.0 cm
額寸
58.4 × 49.0 cm
レゾネ No.
B30.26
制作年
1930年
限定部数
EA
在庫状況
在庫あり
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作品の解説

藤田嗣治は、20世紀前半のパリで国際的な評価を確立した日本人画家で、独自の乳白色の肌表現と繊細な線描によって、エコール・ド・パリを代表する存在として知られる。
「バラ色のスカーフをした女性」は、藤田特有の洗練された人物表現が端的に示された作品である。
柔らかな肌の質感と、顔立ちを際立たせる簡潔な輪郭線は、装飾性と写実性を巧みに融合させており、静かな佇まいの中に気品と内省的な雰囲気を漂わせている。
バラ色のスカーフは画面に穏やかなアクセントを与え、人物の存在感を過度に強調することなく、全体の調和を保つ役割を果たしている。
藤田は生涯を通じて女性像を重要な主題として描き続けたが、本作にも、対象を理想化しすぎることなく、その内面を静かに捉えようとする姿勢がうかがえる。
抑制された美しさの中に、藤田嗣治ならではの造形感覚と精神性が凝縮された一作といえるだろう。

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