彩の雨
雨の額紫陽花。中心部の蕾(真花)は硬く小さな粒が色とりどりの様子を見せていた。 梅雨の時期、雨に濡れた部分が彩り豊かに発色する。まるで彩の雨が降っているかのようで、降り始めのまだらに彩られていく様子を象徴的に捉えてみました。
技法 | 日本画 |
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画寸 | 8号 |
取材先 | 鎌倉・東慶寺の紫陽花 |
在庫状況 | 売却済 |
宮下真理子について
東京藝術大学日本画科を首席(作品買い上げ)で修了。大学院では保存修復分野の日本画や和紙を研究をし、博士課程の卒業制作は野村美術賞を受賞。東京藝大を卒業後は非常勤講師として教鞭をとりながら、院展出品を中心とした創作活動をかさね、全国の主要百貨店でグループ・個展を開催。公募展でも入選、受賞多数。