花絵巻(春桜)
桜の最盛期、ソメイヨシノで覆いつくされる上野の風景は白い雲のような柔らかな花の塊に包まれている。桜の木を眺めていると個々の花の輪郭線は溶け込み、花々の集合によってできる柔らかな塊感を感じた。桜の木の下から見上げた感覚を大切に、大きな塊で見える桜の存在感によって春を表してみました。
技法 | 日本画 |
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画寸 | 38.0 × 91.0 cm |
取材先 | 上野公園・不忍池 |
在庫状況 | 在庫あり |
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宮下真理子について
東京藝術大学日本画科を首席(作品買い上げ)で修了。大学院では保存修復分野の日本画や和紙を研究をし、博士課程の卒業制作は野村美術賞を受賞。東京藝大を卒業後は非常勤講師として教鞭をとりながら、院展出品を中心とした創作活動をかさね、全国の主要百貨店でグループ・個展を開催。公募展でも入選、受賞多数。