作品番号:0014338
福田建之 プロヴァンスの家並
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作品の解説
洋画家・福田建之(ふくだ たてゆき)は1947年福岡県生まれの写実画家である。 武蔵野美術大学で学んだ後、東京藝術大学桑原実研究室で研鑽を積み、1975年から1977年にかけてフランスに滞在し制作を行った。 帰国後は個展や公募展を中心に発表を続け、安井賞展や東京セントラル美術館油絵大賞展などに出品し評価を得た。 都市風景や花、静物などを主題とした写実表現で知られ、豊かな光と色彩による静かな詩情を感じさせる作風が特徴である。 本作「プロヴァンスの家並」は、南フランスの穏やかな風景を描いた作品である。 丘陵地に連なる家々と遠くまで広がる田園風景を丁寧な筆致で描き、南仏特有の柔らかな光と空気感を画面いっぱいに表現している。 瓦屋根の集落と広がる大地の景観は、作家がフランス滞在中に触れた風景の印象を想起させる。 写実的でありながらも静かな叙情性を湛えた、福田建之の風景画の魅力がよく表れた作品である。