作品番号:0001230
片岡球子 春「富士四題」より
作品画像
作品の詳細
- 技法
-
リトグラフ
- 画寸
- 36.0 × 48.0 cm
- 額寸
- 58.7 × 72.4 cm
- 制作年
- 1975年
- 限定部数
- 75
- サイン
- 本人サイン
- 在庫状況
- 売却済
作品の解説
春の情景を通して日本の象徴・富士山の多様な表情を捉えたシリーズ作品の一枚です。片岡球子は、富士山を題材に数多くの名作を生み出した日本画家で、その色彩の鮮烈さと大胆な構図、そして奔放な筆致によって独自の世界観を築きました。本作では、「春」の息吹が軽やかなタッチと明るい色調によって表現され、雪解けを迎えた富士山の穏やかさと、周囲の自然が芽吹く躍動感が画面いっぱいに広がります。球子ならではの表現力は、一般的な風景画とは一線を画し、富士山そのものが持つ神話的な存在感と躍動する季節感を同時に感じさせるものです。複数の富士の姿を「四題」としてとらえることで、春の時間の流れや光の変化を詩情豊かに伝え、観る者を引き込む構成となっています。日常空間に飾ることで、季節のうつろいと日本の自然美を象徴する力強さ、そして鮮烈な色彩が空間を鮮やかに彩ります。