作品番号:0012120
宮廻正明 協奏曲
作品画像
作品の詳細
- 技法
-
リエゾグラフ
- 画寸
- 72.7 × 56.1 cm
- 額寸
- 96.5 × 78.5 cm
- 紙寸
- 84.7 × 66.1 cm
- 制作年
- 2009年
- 版数
- 7色
- 限定部数
- 100
- サイン
- 本人サイン
- 取材地
- インドネシア・バリ島
- 在庫状況
- 在庫あり
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作品の解説
宮廻正明の《協奏曲》は、静かな水面に浮かぶ船をモチーフに、音楽的なリズムと詩情を重ね合わせた作品です。 タイトルの「協奏曲」は、複数の楽器が響き合う音楽形式を意味します。本作でも船、水、影、空気といった要素が互いに呼応し合い、一つの旋律を奏でるかのように構成されています。宮廻作品特有の、柔らかく深みのある色彩と流麗な構図が、静寂の中に豊かな動きを感じさせます。 宮廻正明は平安・鎌倉時代の古典絵画研究を背景に、「裏彩色」など伝統技法を現代的に発展させた作家として知られています。古典的な日本美術の気品を宿しながらも、本作には現代的な抽象性や洗練があり、単なる風景画に留まらない精神性を感じさせます。 船を主題としながらも、旅情や郷愁だけでなく、音楽を聴くような感覚的な広がりを持つ点がこの作品の魅力です。静かに眺めるほどに、色彩の重なりや空間の呼吸が心に沁み込み、穏やかな余韻を残します。