作品番号:0011509
荻須高徳 クーロンヌ通り
作品画像
作品の詳細
- 技法
-
リトグラフ
- 画寸
- 54.5 × 45.0 cm
- 制作年
- 1986年
- 限定部数
- 175
- サイン
- 本人サイン
- 在庫状況
- 売却済
作品の解説
荻須高徳《クーロンヌ通り》は、画家が長年生活したパリの街路を主題とした作品である。クーロンヌ通り(Rue de la Couronne)は、パリ東部の下町地区の通りで、荻須が日常的に歩き、取材を重ねた場所の一つと考えられている。画面には華やかな都市の表情はなく、簡素な建物の連なりと静まり返った街路が描かれ、生活の気配だけが淡く残されている。荻須は実景を忠実に再現するのではなく、構造やリズムを整理し、記憶に濾過された都市像として描き出した。本作は、特定の場所を描きながらも、普遍的な都市の静謐を表現した荻須芸術の本質を示す一作である。