作品番号:0011467
マルク・シャガール Mégaclès reconnait sa fille pendant le festin
作品画像
作品の詳細
- 技法
-
リトグラフ
- 画寸
- 42.2 × 64.3 cm
- レゾネ No.
- M.347
- 制作年
- 1961年
- 限定部数
- 60
- サイン
- 本人サイン
- 在庫状況
- 売却済
作品の解説
マルク・シャガール《Mégaclès reconnait sa fille pendant le festin》は、1961年に刊行された《ダフニスとクロエ》挿絵連作の一図であり、リトグラフならではの豊かな色彩と夢幻的な物語性に満ちた作品です。 古代ギリシアの恋愛物語をもとにしたこの連作において、シャガールは神話と祝祭、愛と再会の場面を、詩情あふれる独自の造形へと昇華しました。 本作では、宴の卓を囲む人物たちのあいだに白衣の女性や中央の身振りある人物が配され、空間を満たす橙を基調とした色彩のなかに、青や紫、緑が響き合い、祝祭の熱気と神秘的な気配とを同時に漂わせています。 食卓、花器、人物群、そして空を舞うような存在が重なり合う構成は、現実の場面描写を超えて、再会の歓びと物語世界の高揚感を象徴的に伝えています。 連作版画としての資料性を備えつつ、シャガール芸術に通底する愛、記憶、幻想性が濃やかに息づく一点です。