作品番号:0011233

高山辰雄 ひまわり

作品画像

高山辰雄「ひまわり」木版画

作品の詳細

技法

木版画

画寸
30.3 × 40.0 cm
額寸
50.9 × 60.8 cm
制作年
1988年
限定部数
150
サイン
本人サイン
工房
アダチ版画研究所
在庫状況
在庫あり
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作品の解説

文化勲章受章者でもある日本画家 高山辰雄 による《ひまわり》は、鮮やかな花の生命力と、人の気配が静かに溶け合うように描かれた木版画作品です。画面中央に咲く大輪のひまわりは、夏の強い陽光を思わせる存在感を放ちながらも、全体には穏やかで静謐な空気が漂っています。 また、ひまわりの奥には女性像が淡く描かれており、作品に叙情性と物語性を与えています。女性は花々を見守るようにも、あるいは自然の中へ静かに溶け込んでいるようにも見え、単なる花の絵にとどまらない精神的な深みを感じさせます。高山辰雄らしい、人物と自然を一体のものとして捉える視点が表れた表現といえるでしょう。 高山辰雄は、人物や自然を通して「生命の気配」や内面的な情感を描き続けた画家として知られ、東山魁夷・杉山寧とともに「日本画三山」と称されました。本作でも、木版画ならではの柔らかな色彩と温かみの中に、日本画的な格調と詩情が感じられます。

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