作品番号:0011075
- 作家名
- 小倉遊亀
- 作品名
- 小倉椿と古九谷
- 技法
-
リトグラフ
純金箔
- 画寸
- 47.0 × 40.0 cm
- 額寸
- 52.0 × 73.5 cm
- 制作年
- 1994年
- 用紙
- BFK
- 版数
- 34版34色
- 限定部数
- 250 (HC17)
- 工房
- プリントハウスオム
- 在庫状況
- 在庫あり
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小倉遊亀は、20世紀日本を代表する女性画家のひとりで、簡潔で誠実な造形と、対象への温かな眼差しに貫かれた作品によって高い評価を受けました。奈良県生まれ。京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)で学び、洋画と日本画の双方の素養を背景に、静物や人物、動植物を主題とした独自の表現を確立。文化勲章受章、日本芸術院会員としても知られています。《小倉楠と古九谷》は、リトグラフ技法による版画作品で、画面には純金箔が用いられている点が大きな特徴です。力強く伸びる楠(くすのき)と、装飾性豊かな古九谷の意匠が並置され、自然と工芸という異なる要素が一つの画面で調和しています。金箔は装飾として強調されるのではなく、画面に静かな光をもたらし、楠の生命感や古九谷の歴史性をやわらかく引き立てています。 原画の造形を忠実に伝えるリトグラフの柔らかな階調と、純金箔ならではの奥行きある輝きが相まって、小倉遊亀の穏やかで品格ある美意識が感じられる一作です。自然の力強さと日本の工芸美を静かに結びつけた、味わい深い作品といえるでしょう。