伝統木版画技術保存推進事業作品

片岡球子『めでたき富士』

片岡球子『めでたき富士』作品画像

作品仕様・体裁

版種木版画
限定部数240部
画寸法天地38.3cm×左右60.2cm
額寸法天地59.5cm×左右81.5cm
版・摺数26版48度摺(本金使用)
用紙越前生漉奉書(人間国宝 九代目岩野市兵衛)
監修片岡雍子
制作アダチ版画研究所
彫師 新實護允/摺師 仲田昇

伝統木版画の世界

絵師・彫師・摺師。その三者の卓越した技が、プロデューサーである版元によって結束したときに初めて完成する伝統木版画の世界。己の領域を黙々と、しかも凛然とこなす職人たちの技が融合するとき、日本が世界に誇る伝統木版画の世界は生まれます。他の印刷はもとより、肉筆でも表現できない、しっとりとした温かみのある独特の世界。それは、平成の匠たちの手によって、現代にも脈々と受け継がれています。

摺師の卓越した技術一色一色丹念に摺りあげます。紙は手漉き和紙(生漉奉書)を、絵具は天然顔料を用います。 忍耐力と色彩感覚が要求される作業です。

明日の匠を育てる伝統木版画技術保存推進事業の一環として、伝統の技を次代へ伝えるため、後進の育成に努めています。


伝統木版画技術保存推進事業作品とは

浮世絵に始まる伝統木版画技術の保護育成継承を目的に平成6年に設立された(財)アダチ伝統木版画技術保存財団の活動を支援するために制作・発行される作品です。