前のページに戻る
荻須高徳「オー・ロシュ・ド・カンカール」sリトグラフ

モントルグイユ通りにある、19世紀半ばからあるとされるパリの小さなカフェレストラン。バルザックが好んでいたことでも有名。

技法 リトグラフ
画寸 54.5 × 44.7 cm
額寸 81.0 × 69.0 cm
レゾネNo. No.116
制作年 1982年
サイン 本人サイン
売却済
荻須高徳作品の買い取りを承っております。ご売却のご相談はお電話またはメールでお気軽にお問い合わせください。

荻須高徳について

東京美術学校を卒業後、1927年フランスに渡り、美術学校の先輩であった佐伯祐三に導かれてパリの街角に画架を立てて仕事を始める。以来、生涯主にパリという都市にモティーフを求め続けることになる。だが、同じようにパリを描いたヴラマンク、ユトリロや佐伯とは異なり、荻須は情感、文学的香り、詩情を前面に押し出すことから離れて、パリを探索し、そこでその都度発見した街並や建造物のつくる構成、形、色、マティエールをおもしろさを自らの視覚でとらえて再構築し、それらを重厚、堅牢で時としてモニュメンタルな画風へ高めるという造形主義の姿勢をとった。この点で、荻須は、レンプラント、セザンヌなどのヨーロッパの画家達の築き上げてきた技法とその背後にある精神の伝統のひとつを消化しえた、数少ない日本人画家のひとりであった。

荻須高徳の略歴